家づくりの第一歩は「どこに住むか」。
今回は札幌圏から離れた中核都市・旭川をテーマに、土地探しのポイントを徹底解説します。
・札幌より“家が安い”
・自然と都市機能が両立している
・道北エリアの医療・教育・商業の中心
そんな魅力から、旭川は家づくりに最適なエリアとして今注目されています。
本記事では、旭川で土地探しをする際の主要エリアの特徴、地価相場、注意点、リアルな選び方のコツまで、すべてまとめます。
■旭川の土地探しが人気の理由
① 札幌より地価が安く、広い土地が見つかる
札幌圏が上昇を続ける中、旭川は依然として土地価格が落ち着いています。
同じ価格帯でも30坪 → 50坪以上の広い土地が見つかりやすいのが魅力。
→「駐車3台」「庭スペース」「家庭菜園」など、ゆとりある生活を実現しやすい。
② 医療・教育・商業の中心で生活しやすい
旭川医科大学病院をはじめ医療機関も充実。
大型商業施設（イオン・西武跡地再開発）も多く、車移動のしやすい街づくりがされています。
③ 四季を感じられる自然と都市のバランス
旭岳や大雪山の自然を身近に感じつつ、市街地は平坦で暮らしやすい。
アウトドア好き・子育て家庭に特に人気。
■旭川で土地探しするなら？主要エリアの特徴
ここからは、家づくりで人気の高い“5つの有力エリア”を紹介します。
初めて旭川の土地を見ても「どこが住みやすいかわからない」という人に最適なまとめです。
【1】神楽エリア｜文教地区で子育て世帯に最も人気
特徴
・市街地へのアクセス◎
・教育・医療・公園が充実
・落ち着いた住宅街
・旭川駅の南側で再開発も進行中
特に神楽・神楽岡は、治安が良く、教育水準が高いため、長く住むことを前提に土地を探す人に向いています。
土地相場の目安
坪：5〜10万円
新興住宅地はやや高め。
おすすめポイント
・冬でも道が広めで運転しやすい
・通勤・通学が便利
・土地の整形率が高い
【2】永山エリア｜利便性と価格のバランスが魅力
特徴
・商業施設が多く生活しやすい
・旭川北ICに近く、道外・札幌方面へアクセス良好
・住宅街として成熟している
永山は旭川の中でも特に“地に足のついた生活エリア”として人気。
土地相場の目安
坪：4〜7万円
大きめの土地が見つかりやすい。
おすすめポイント
・大型スーパー・病院が充実
・家族での生活に最適
・実は雪が少なめのエリア
【3】東光エリア｜商業地と住宅地のバランスがちょうどいい
特徴
・旭川南エリアの中心
・店舗・飲食店が多い
・小学校・中学校が複数あり選択肢が広い
利便性の割に地価がまだ落ち着いているため「コスパ重視の土地探し」に向いています。
土地相場の目安
坪：4〜6万円
おすすめポイント
・共働き世帯の支持が高い
・生活利便エリア内で家を建てたい人に最適
・雪の排雪体制が比較的良い
【4】春光・末広エリア｜手頃な価格×広い土地を希望するなら
特徴
・旭川西側の広い住宅地
・地価が安く、土地が見つかりやすい
・雪は多めだが除雪体制が良い地域も
「広い庭がほしい」「駐車スペースを3台確保したい」という人に人気。
土地相場の目安
坪：3〜5万円
おすすめポイント
・ゆったりした街並み
・静かな環境で落ち着いて暮らせる
・予算を抑えた家づくりが可能
【5】近郊町：東川町・東神楽町｜自然と子育て環境を重視するなら
旭川中心部から車で20〜30分。
近年、移住希望者から最も人気が高い地域がこの2町です。
●東川町（ひがしかわ）
・「写真の町」として全国的に有名
・移住支援が充実
・景観と街並みが美しい
・教育環境が非常に人気
土地相場：坪6〜10万円
→価値が下がりづらい“資産性のある土地”として注目。
●東神楽町（ひがしかぐら）
・スーパー・ドラッグストアなど生活利便性が高い
・新興住宅地の質がとても良い
・旭川空港に近く、交通の利便性も◎
土地相場：坪5〜9万円
→新しい街並みで、子育て世帯の移住が増えている。
■旭川で土地を買うときの注意点
① 豪雪地域なので「排雪体制」をチェック
旭川でも「雪が多い地区」「少ない地区」に差があります。
同じ市内でも、積雪量の体感がまったく違うケースも。
→自治会の排雪・市のロードヒーティングなどを事前に確認。
② 地盤の強さは地区によって差が大きい
川沿い・旧河川敷は地盤調査結果によっては追加費用が出ることも。
→土地購入前に「地盤改良の可能性」を念頭に置くことが重要。
③ 南向き道路＝ベストではない
豪雪地帯では、
「冬の日当たり」×「雪の溶けやすさ」×「除雪しやすさ」が重要。
→向きだけで判断はNG。
④ 土地広め＝ランニングコスト増える可能性
・除雪範囲が広くなる
・庭の維持費
・外構費
購入前に外構も含めた予算を考えるとムダが出ない。
■旭川で良い土地を見つけるためのコツ
●ポイント① “エリアの特徴”を知る
旭川は地域差が大きく、
「どこに住むか」で生活満足度が大きく変わります。
●ポイント② 現地を冬に見られるとベスト
・雪の積もり方
・道幅
・日当たり
は冬でないと分かりません。
●ポイント③ 建築会社とセットで土地探しする
土地と家はセットで考えると
・総額が明確になる
・無駄な土地を買わずにすむ
・地盤リスクを事前に把握できる
というメリットがあります。
■まとめ｜旭川の土地探しは“生活エリア選び”が最重要
旭川は札幌と比べると土地価格が落ち着いていて、
広い土地・ゆとりある暮らしを実現しやすい都市です。
迷ったら次の基準で選びましょう。
- 文教×利便性 → 神楽
- バランス重視 → 永山・東光
- 予算重視 → 春光・末広
- 自然×子育て重視 → 東川町・東神楽町
土地探しは“場所の選び方”がすべてと言っても過言ではありません。
あなたのライフスタイルに合ったエリアを選び、後悔のない家づくりを進めてください。
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